脱・プール素人!プールに行く時に必要な持ち物
あなたも、これを読んでプール素人を脱却してください!
家族でプールに行く時に必要な持ち物
水泳帽(室内プールなら必須。レジャープールなどはなくても良いところあり)
水泳帽が必要な理由としては、プールの中に髪の毛が入ってしまうと水質汚濁(水が汚れます)の原因になります。また、お客様の目印になります。
髪の毛が浮いていて万が一水と一緒に口に入ってしまったら嫌ですよね。
怪我の防止。水泳帽を被っていることによってぶつけたりした時に頭が守られます。(ただし、申し訳程度です)
人が、溺れて沈んでいた場合帽子の色などで判断できます。
大人と子供の水着
これは、もう当たり前ですね。水着が無いと入れません。
競泳用や普通のレジャー用の水着がありますがどちらでも構いません。
ウェットスーツはNGです。寒い場合は、ラッシュガードなどを着用してください。
水着で迷ったときは必ず、各プールにお問い合わせください。
*形状によってはスタッフでも判断しかねる場合もございます。
また、普通のレジャー用の水着でも金具が付いていたりすると、お断りされる場合があります。室内プールだと、有り得る話なので注意してください。
金具が付いていると、泳いでいる時に当たって怪我をしたり、金具に指などを引っかけてしまう場合があります。
また、きわどい水着や目のやり場に困るような水着も控えた方がいいですね。
室内プールは学校施設として使われている場合もあり、また不特定多数の人間が利用する公共の場でもあります。不快に思う方もいるので気をつけましょう。
ふんどしはもちろんNGです(笑)
私の勤務しているプールでもありました。もちろん丁重にお断り致しました。
また、特殊な例として男性なのに女性用の水着を着てくる方もいました。色々な事情があるでしょうしこちらも深くは追求しませんが、原則認められないと思います。
私が、経験あるのが身体は男性だけど心が女性の方でした。その方は、こちらが事情を把握した上でプールを利用していただきました。
また、別の現場で見たのはは明らかに趣味で女性用水着を着ているような年配の男性でした。
その方の場合、注意というよりも注視して様子をみました。デリケートな部分ですので趣味なのかどうかの判断を慎重に行いました。
着替え
着替えも当然必要ですね。プールのあとどうやって帰るんって話ですからね。
『あっ…着替え忘れた!オワタ』
ってなことが無いように注意
お子様やなんかは、よく下着やくつ下など忘れますので、しっかり確認しましょう。
バスタオル
こちらも必要不可欠のアイテムですね。夏とはいえ、身体を濡れたままにしておくのは良くないです。夏風邪をひくと厄介ですので身体はきちんと拭きましょう。
タオルを忘れた場合、銭湯とは違い、プールではまず貸して貰えないです。
理由としては、感染症予防です。プール熱はタオルからも感染する恐れがあります。
販売しているプールもありますが、買わなければならなくなります。
値段は、場所によりけりです。
浮き輪(荷物になる様なら貸し出しもしている場所もあるのでなくても良い)
レジャープールなら、浮き輪が使えます。小さな頃に流れるプールなんかで遊んだ記憶があるはず。サイズも大小さまざまなので自由に選べますね。
注意!!
室内プールは、レジャー施設として扱われていないため浮き輪の持ち込みを禁止しているところがほとんどです。私が今まで仕事したプールでは全て持ち込み不可でした。
主な理由として、施設が狭いという根本的な問題です。また、狭いから他の客に当たる危険性がある、思わぬ怪我の元になる、他の客に迷惑がかかる、といったところです。
ビーチサンダル
これもレジャープール用ですね。レジャープールは屋外がほとんどです。
近年、夏は大変な猛暑で照り返しなどで、プールサイドも大変熱くなるため、素足で歩くと火傷の危険性があります。アスファルトが熱くなるのと似たようなものです。
あとは、床に危険なもの、ゴミや石などを素足で踏むと怪我をしますので、それの抑止になります。
昔、私もぶっちゃけ足の裏を軽く火傷しました(笑)
注意2!!
室内プールの場合は、ビーチサンダルは不可です。理由は、床が熱くならないので火傷の心配がまずありません。
室内プールは、水着、水泳帽、タオル、ゴーグルがあれば十分に利用できます。
スマホやデジカメなどの防水対策(ジップロック)
これもレジャープール用もしくは海ですね。
思い出の一枚として写真は撮りたいものです。
しかし、悪いことに使おうとする人もいるため、疑わしい使い方は避けた方が良いでしょう。
また、水に濡らしたり、落としたりすると故障する可能性があるのと、水の中に落とすと感電する危険がありますので、取り扱いには注意してください。
『携帯落とした。どうしてくれんの?』
『デジカメ濡れて使えないんだけど、どうすんの?』
注意3!!
こちらも、室内プールではNGです。
他のお客様を写してしまう危険性があること、
プールの内装やスタッフの姿(社名のロゴなどの入ったユニフォームを着ています)
などが無許可でSNSに流れてしまう危険性があり、会社の情報機密に引っかかります、盗撮の危険性もあり。
仮に、子供や彼女を撮影しているんだといっても、室内には不特定多数の人間がいるので本当にそうなのか判断がつきません。
もしかしたら、女性や小さな子供を撮影している変質者かも知れません。
疑わしい場合は、スタッフからお声がけがあることがほとんどですので、撮影したい気持ちもわかりますが、あまり使用しない方が無難です。
そもそも、プールサイドに貴金属や電子機器は持ち込み禁止です。気をつけましょう!
貴金属(イヤリング、ピアス、ネックレス、指輪)を何故禁止しているかというと錆びたり、塗装が剥がれたりしたら水質汚濁になるのと、他の人に当たって怪我をしたり身体を引っ掛けたりすると危険だからです。
ネックレスなら、首がしまります。
貴金属をプールの中に落とすと非常に見つけにくく、プールの中は常に素足なので他のお客様が踏むと怪我をします。
電子機器の場合は、落とすと破損する危険性があり、落とした破片で怪我をします。また、水に落とすと故障や感電の恐れがあります。
耐水、防水性だから安心、安全なのではありません。破損、感電がこわいのです。感電した場合水中にいる客は全員感電します。破損したら他の人に怪我をさせます。
破損したかけらが、プールの中に入ると水を抜いて、全てのかけらを集めなければなりません。かけらを残らず回収するまで営業中止になります。
総評
プールには、レジャー用プールと市営、区営プールがあります。レジャー用プールはある程度規則はゆるいですが、室内プールは規則がしっかり定められています。
快適で安全にプールを利用して頂きたいのですが、2つの両立は難しいです。快適を重視すると安全が疎かになります、安全を重視すると快適さが欠けます。
どちらもバランス良く両立させてお客様に楽しんで頂くのが我々監視スタッフです。お客様の一人一人の協力で、快適と安全を保つことができます。
これからプールに行こうとしているあなたにはじっくりルールを読んでもらって、プール素人を脱却してください。
最近、増えています。プール素人。
楽しく遊ぶには安全管理が不可欠です。是非ご理解くださいね!
この記事を読んで参考になっていただければ幸いです。
ではまた、お会いしましょうね。
あばよ〜!