現役のプール監視員が教える!プールに入るべきではない時
こんばんは!ひろきてぃです。
前回プールの楽しみ方と魅力を書きました。
hirokittysurprise.hatenablog.jp
今回は、プールに入るべきではない時はどんな時なのかというお話をいたします。
これはもう。ぶっちゃけた話
体調が優れない、身体の調子がおかしいという時にはプールに入らない方が良い!
無理してプールに来られてもスタッフとしても、他のお客様にも迷惑がかかってしまいます。
あなたも、小学生の時やなかんかに、プールに入る前の健康状態の管理をしたと思います。自分の健康状態を知るのは大切な事です。
ほんの少し寝不足だったりするだけで、プールに入るべきではない体調になります。
体調が優れない、身体の調子がおかしいと感じたならばプールは無理に入らない方が良い!
実際のところは?
私の勤務しているプールでは幸い大きな事故、怪我、病気は無いのですが、話を聞いていると救急車を呼ぶ事態になりAEDを使ったなんて話を聞いたりします。
よくあるのがめまい、吐き気、立ちくらみです。夏場なら熱中症など。
軽症ならば少し安静にしていれば治まってしまうパターンもあります。
しかし、熱中症など軽い症状から重い症状に変化することも考えられるので、油断はできません。
室内プールの場内は、室内温度があらかじめ設定されています。夏場でも、お客様が寒がらないように、30℃近くにまでなっています。
利用している時は水に入っているので分かりにくいのですが、実際はしっかりと汗をかいています。
屋外と違って暑さも感じにくいので、水分不足には注意が必要です。
室内プールは施設内と外の温度差が激しいです。冬場なら、プール場内は29〜30℃に設定されていますが外は、10℃いってないときもありますよね?
利用中の突然の脳梗塞、脳内出血、心臓発作、心筋梗塞も起こりうるわけです。
上記の症状から、意識を失い溺水し応急処置という流れが最悪のケースです。
聞いて!スタッフの気持ち
もし、倒れてしまったりしたら更衣室やプールサイドなら、比較的に人も多く発見される可能性も高いのですが、プールの中に沈んでしまうと発見するのが、非常に難しいです。
最も、そのような場合はプール監視員の出番なのですが、私達の本音しては
『え?待って!やめて!倒れるとか何、めちゃくちゃ怖い!ガクブル』
『アワワワワ!やめて!溺れるとか?意味ワカンネ』
ってなります。そうなってしまった場合、私達も当然プロとして仕事をしますが、プール監視スタッフは常にそんな気持ちです。
やはり、医療従事者やレスキューの方達とは気持ちの面で根本的に違いますから、心がザワザワしてしまいます。
特に、私は擦り傷を手当するのでさえもガクブルしてしまうので実際あったらどうなるか…
もちろんそうならないような訓練はしていますのでアレですが。
病気以外にも、怪我や事故などもありますから場内の規則やスタッフの指示に従い楽しく利用しましょう。
お客様が楽しく遊んでもらえるのならば、プール監視員として幸せなことはないです!