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ひろひろぐ。

広くネタを拾い扱っていきます。

ひろきてぃに実際起こった心霊体験!恐怖!怪奇!!!

こんにちは!ひろきてぃです。

前回。夏もたけなわ!!安易な気持ちで心霊スポットに行くべきではない理由を書きました。
hirokittysurprise.hatenablog.jp

 

その時にも軽く触れましたが、私が実際に体験した心霊体験を詳しく書いてみようと思います。



あなたは心霊体験をしたことがありますか? 

 

旅行


旅行は2泊3日で、千葉の方の海に行く事になりました。コテージを借りて私たちで好き勝手にやっていくという感じになりました。料理も布団を敷くのも買い出しも全て自分達でやっていくので少し楽しみでもありました。

 

そして、旅行当日。しかし、この時はまだあんな事になるとは思っていなかったのです。

 

当日は、運の悪いことに台風が直撃しているさなかで大荒れの天気でした。私は、行きは車で行ったのであまり台風の影響を受けませんでした。

 

しかし、海は大荒れで全く遊べなかったのはよく覚えています。


初日、2日目と台風で何も出来ずコテージの中で過ごしました。ただ、2日目の夕方は雨も弱くなり風も強くなかったので、友達と散策へは行きました。


しかし、その散策で私たちは気づくべきでした。気づいていれば防げたかも知れません…

2日目の夜中に起こる恐怖

 

2日目の夜中


皆で、夕食を食べて各自風呂に入り、自由時間を過ごしていました。私は、友達の一人が作ってくれた天ぷらの油がキツすぎてダウンしていましたが(笑)

 

ほかの人達は麻雀をしたりゲームをしたり、テレビを観たりそれぞれの時間を過ごしていました。


そして、深夜12時をまわった頃に女友達が


『最後の日だから、花火しない?』


と提案しました。その日の夜は風も落ち着いていて雨もやんでいました。みんなでやるための花火は用意してあったので、無駄にするくらいならやった方がいいと私は思いました。


しかしいつも、派手なことが好きな友達が珍しく


『いや。止めた方が良くね?』


と言いました。彼の言葉をきっかけに花火したい派としたくない派と別れ、一悶着がありましたが、最後の夜ということで結局花火をすることになりました。


話し合いがスムーズにいかず、時間は午前1時を過ぎグダグダになり始めていました。やろうと言い出してから10分、20分と過ぎていきました。

 

しびれを切らした別の友達が、やるならとっととやろう!と口火を切り、私たちは外へ出ました。


外へ出ると、空は晴れていてうっすらと星が出ていました。千葉の奥の方の場所だったので、都会と違って電灯がほとんどなく随分と道が暗かったです。


私たちは12人という大所帯で、フラフラと歩き始めました。深夜というのもあって、私達以外の人もおらず、車も全く走っていなかったで、私たちはギャーギャー、ワァーワァーはしゃぎながら歩いていました。


歩いている時は、何人かの仲良し組に別れ、女子は女子、男子は男子で歩いていました。(女子もいたんですよwww)

 

理由はわかりませんでしたが、花火を止めた友達は終始花火を反対していて少し不機嫌でした。

 

普段は派手なことが好きな奴なので、反対したのは不思議に思いましたが、常識的な一面もある奴なので深夜に花火をやるのが気に入らなかっただけかも知れません。今では、本音は分かりませんが……

 

花火開始


場所を特に決めないまま歩いていると、少し拓けた適当な場所を見つけました。

 

その周りには塀で囲まれており、塀の奥にはなぜか鉄の門が設置されていて、鉄の門をよく見ると柵がついており柵の部分がかなり錆びていたので古いものだとわかりました。

 

また、鍵がかかっていて中には入れないようになっていました。

 

私達は鉄の門には何の疑問も持たずはしゃぎながら遊んでいました。やがて花火も終わり、鉄の門の近くでタバコを吸っていた友達Yと友達Tがやたら鉄の門を気にしていました。

 

私も鉄の門の所に近づき二人と話そうとしたとき、何となく門の奥の方がひんやりとしていました。

 

台風の後で空気も冷え切っていたので、肌寒かったのは事実ですがそういった肌寒さとは違い
悪寒とでもいうのか嫌な寒さでした。

 

私と同じように、鉄の門に近づいてきた友達も、口を揃えて


『なんか寒くない?』


と言っていました。


私は柵から門の奥の方へ腕を伸ばしてみると、ゾゾゾッという寒気と何かが這いずってくるような嫌な不気味なモノがブワッと来て一気に鳥肌が立ちました。

 

小さい虫が何匹も、ものすごいスピードで這い上がっていく感じでしょうか。その感じが腕から肩に上がり肩から背中に通っていきました。

 

悪寒がしたのはわかるものの、詳しいことは分からない私はそのまま他の友達のところに行きました。私を見たY君とT君はヤバいといった顔をしていました。

 

花火終了


花火が終了したので、我々は再びコテージに戻ることになりました。花火も終わって後は帰って飲んで寝るだけという状態で私は、適当に友達と話しながら道を歩いていました。


前を歩いていたY君とT君は、私の方を見ながら二人で様子を伺っていました。私は「何チラチラ見てるんだー!何なんだー!」と思いながら友達と話していました。


やがて、コテージが見えてきてみんなが一人ずつ順番にコテージの中へ入っていきました。

 

一人また一人と中に戻っていき私が入ろうとした時


T君『ひろきてぃは、ちょっと待って』


と、T君に止められました。本当は名前で呼ばれたのですが、ここではひろきてぃとします。


T君『ひろきてぃ以外は入って大丈夫!でも窓は必ず閉めて、開けないで!』


私は、何が何だか分からず頭の上にクエスチョンマークが付いた状態でした。私も入りたかったのですが、私のそんな気配を察知したY君はT君が私を止めた理由を語り始めました。

 Y君『まず、言いたいことは色々あるんだけど、花火をやった場所が良くなかったっぽい』


私『???』


T君『ぶっちゃけ憑いてる』


私『え???何が?』


Y君『さっき、Tとも話してたんだよ、ひろきてぃに憑いてね?って』


T君『そうそう。すぐに離れていくかと思ったけど、駄目みたい。ここまで来た。』


私『マジか???何で俺?』


T君『取り憑かれやすい体質なんだと思う』


私『マジか…』


Y君『それで、ずっと様子見てたんだけどめちゃくちゃ怒ってるんだよね。』


私『何が怒ってんの?』


Y君『お前に憑いてきてる人達。』


T君『うん。5人くらい、いるよね?鎧を着た人達』


私『マジで!?何で!?』


Y君『あそこで、花火やってたから怒ってるくさい』


私『……え?マジか』


T君『ひろきてぃが中に入っちゃうと、コテージの中に一緒に来ちゃうから待ってもらった』


私『えー……』


Y君『今、コテージの周りを囲んでる』


T君『ヤバい』


私『えー……』


T君『……親がやってたお祓いやってみるわ』


私『!?(なにそれ怖い)』


T君『ちょっと動かないで』


そう言うと、T君は私の背中をあまり強くない程度に何度か叩き、押すように撫で始めました。

 

正直私は、ビビりまくっていたのと正面を向いていたので詳しくはわからないのですが、T君が何かを呟きながら私の背中を撫でるようにして叩き、また呟きながら背中を撫でるようにして叩き…を数回繰り返していました。

 

その一連の流れを何回やったのかわかりませんが何回か行った後(分からないだらけですね)


背中が、ものすごく熱くなり背筋がゾワゾワっとしました。まるで、虫が這い上がってくるような、何かが上に向かって行くような不思議な感覚でした。

 

ただ、門の奥に腕を伸ばしたときとは違い熱くて暖かくて身体から何かがスーッと抜けていくような感覚でした。

 

T君『とりあえず、終わった。中に入る前に塩を身体に塗ってから入った方がいいよ』


Y君『まだ周りにいて、めちゃくちゃ怒ってるけど、ひろきてぃからは離れた』


私『は。はあ。。』


Y君『チューハイとかビールとかしかないけど一旦、酒で身体を清めてから風呂入りな』


私『フロ、ヒトリ、コワイ』


T君『大丈夫。中に入ってこれないようにするから』


私『うぃ』


そうして、私はコテージの中に入りY君に言われた通り酒を軽く飲んで、一人が怖かったので友達と一緒に風呂に入ってもらいました。何が楽しくて男友達と一緒に風呂に入らなにゃならんのか(笑)


ともかく私は、二人に言われた通りに風呂に入りました。風呂に入っている途中、右肩がものすごく痛くなりました。

 

筋肉痛と成長痛が混ざったすごい痛いやつです。骨がジンジンする痛みとだるさが半端なかったです。


風呂に入ったあと、Y君やT君達としばらく酒盛りをしていたのですが、疲れが出たのと肩の痛みで寝ようと思い床につきました。

 

肩の痛みが酷く寝付けなかったのですが、ところどころで寝ていたようです。

 

ちなみにY君やT君はずっと起きて徹マンしていたそうです。


Y君いわく、寝たら起きれなくなりそうだからと言っていましたが、多分見張りも兼ねて起きていたんだと思います。

 

帰る、戦慄

 

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翌日になり、その日は帰る日でした。

 

行きは車でしたが、帰りは電車で帰る事になりました。台風の影響は全くなく、バッチリ晴れて台風一過でした。


コテージから、駅に向って歩いている途中は長くてみんなではしゃぎながら歩いていました。夜中と違い人も車も沢山いました。

 

そして、偶然?花火をした場所を通りました。花火をした時と変わらず、周りは塀に囲まれた奥に柵のついた鉄の門がありました。


しかし、夜中とは明らかに違う点があったのです。鉄の門の奥は花火をした時真っ暗で何も見えなかったのですが、明るい所で奥を見てみると

 

無縁仏があったんです。それもいくつも。


花も供えられておらず、お供え物もなく雑草も生えていて野ざらし状態な荒地に、大きめの石をお墓のような形で置いていただけのものでした。板状の卒塔婆らしきものも一緒にあったと思います。

 

きちんと供養されていたのか、誰かが管理していたのかもわかりません。

 

私たちは、その無縁仏の前で花火をしてしまったのです。それを見た時は背筋が凍りました。


知らなかったこととはいえ、その人達にとても無礼な事をしていました。


幸い、家に帰るまで事故、怪我もなく無事に辿り着く事が出来ました。私は本当に運が良かったのかも知れません。友達とご先祖さまに守られていたのでしょう。

 

ただ、帰る途中で猫が亡くなっているのを発見しました。車に轢かれたと思われますがこの件とは関係ないでしょう。車の通行量が多かったため不自然な所がなかったからです。

 

後日談


後から聞いた話によると、コテージでデジカメ写真を撮影していた所、私が写っていた部分にだけ、赤と白の光の玉が飛んでいたらしいです。いわゆるオーブと呼ばれるモノですね。

 

実際に私は見せてもらえませんでしたが。

 

ちなみに赤色のオーブは良くないらしいです。危険や警告を表すとか。


また、車で帰った友達ですが、旅行のあといつもの顔と違っていて明らかに顔がおかしかったらしいです。変な顔とかそういったものではなく、とにかく変だったそうです。

 

彼にも影響があったのでしょうか?それは私には分かりません。


何にしても誰一人欠けることなく無事に帰れて良かったです。今でも、彼らに会うとこの話をすることがあります。夏のこの時期になる度に、ふと思い出すことがあるんですよね。


やはり、無礼な行為は生者、死者に限らず怒るのだと身をもって知りました。

 

終わりに


前にも書きましたが、私が言いたいのは、安易な気持ちで心霊スポットに行くべきではないということです。

 

あなたの身の回りで、本当に取り返しのつかない事が起こっても遅いのです。


嫌な予感や不吉な感覚を覚えたら、その場所にはむやみに近づかない事をおすすめします。

 

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心霊モノのシーズンですが、くれぐれも肝試しや心霊スポット巡りには注意しましょう。

以上。ひろきてぃに実際起こった心霊体験でした。


ではまた次回お会いしましょう!ここまで読んで頂きありがとうございました!

 

さよなら、さよなら、さよなら!!